脱毛完了への近道?ムダ毛に効果のあるツボを押して抑毛しよう!【コラム】

体毛が濃い、薄いなどの個人差は男女問わずにあります。
女性であっても、ホルモンバランスの影響によってムダ毛が濃くなってしまう方もいます。
サロンやクリニックで脱毛をすれば良いのですが、ホルモンバランスが崩れている状態では脱毛効果を満足に得られないことがあります。
綺麗に脱毛する為にも、ホルモンバランスを整えていくことが求められるのです。
またその結果として、ムダ毛を減らすことにも繋がっていきます。
ホルモンバランスを整える方法を見ていきましょう。

女性と男性ホルモン

女性らしい外見を形作っている要因には、女性ホルモンの分泌量が大きく関わっています。
対して、男性は男性ホルモンが多く分泌されることで男らしさが出てくるのです。
つまり女性であっても、男性ホルモンの分泌量が多くなってしまうと、体質や体毛も男性に近づいてしまいます。
ホルモンは肌だけでなく、筋肉や血管、神経や骨など全身に作用する働きを持っているんですね。ちなみに、男性ホルモンが増えてしまうと以下のようなデメリットがあります。

・髪の毛の減少や脱毛
・ムダ毛が濃くなる
・ヒゲが生える
・ニキビが増える

これらの作用は女性だけでなく、男性にとっても嬉しくないことばかりですね。

男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン(DHT)」が、こうした影響を体に与えてしまうと言われています。
特にヒゲが気になっている女性は、このホルモンの分泌量に異常をきたしていると考えても良いでしょう。
女性ホルモンの分泌を促すには、このジヒドロテストステロンをいかに抑えるかがポイントになってきます。

ツボ押しと女性ホルモン

では、具体的にどのようにすれば女性ホルモンを増やして、DHTを抑えることができるのでしょうか?
その方法の一つとしてオススメするのが「ツボ押し」です。
ツボがいかにホルモンバランスと関わっているかを見ていきましょう。

“ツボ”とは東洋医学の基本となる考え方で、「経穴(けいけつ)」とも呼ばれています。
東洋医学は、体を流れる無形のエネルギー「気」の存在を前提としています。
その気が流れる道を「経絡(けいらく)」と呼び、各道の主要なスポットが経穴とされています。
例えるならば、特急列車が停まる駅のようなものです。
ツボを刺激して気の流れが良くなると内臓の働きが改善され、体の自然治癒力を高めることができると考えられています。
ツボは体のメンテナンスに不可欠な秘密のボタンなのかもしれませんね。

このツボという存在は、実は西洋医学でも認められているものなのです。
西洋医学では、これを「トリガーポイント」と呼んでいます。
神経や血管が密集している場所であり、そのポイントに注射することで治療を施していきます。
また東洋医学のツボと西洋医学のトリガーポイントは、70%以上の重複が確認されているようです。

実際にはこのツボを押すことで、刺激が脳の「視床下部」という部分に届きます。
視床下部は刺激によって「性腺刺激ホルモン」を分泌します。
性腺刺激ホルモンは血流に乗って卵巣に届き、卵巣で女性ホルモンが生成されるのです。
その為、ツボ押しは女性ホルモンの分泌を促すのにベストな方法と言えるでしょう。

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女性ホルモンを促すツボ

では、どのツボが女性ホルモンの分泌を刺激してくれるのでしょうか。
以下のツボは、女性ホルモンを増やしてムダ毛を薄くしてくれる効果が期待できます。
ぜひ試してみて下さい。

ツボは3秒から5秒かけて程よい刺激を感じるように指で押します。
また揉んだり、叩くという手法もあります。
痛みがひどい場合は、さするだけでも十分です。
あまり長時間に渡って同じ場所を刺激すると、炎症を起こしたりすることがあるので注意しましょう。

・百会(ひゃくえ)

最もポピュラーなツボの一つである百会。
このツボは女性ホルモンの分泌を高めてくれるツボとして知られています。
百会は頭の頂点に位置しており、両耳と顔の中心線が交差する場所とされています。
このポイントを刺激した時に痛みがある場合、女性ホルモンの分泌量が低下していると考えられます。
女性ホルモン量の目安にもなるツボですので、ぜひ定期的にチェックしてみましょう。

・神封(しんぽう、しんぷう)

この神封というツボは、バストアップでもお馴染みのツボとして注目されています。
バストアップも女性ホルモンの活性化が必須であり、分泌を大いに促してくれるのが神封と言われています。
ツボの位置は、左右のバストトップを直線に結び、谷間側のバストが膨らみ始める部分にあります。谷間から親指を滑らせていくと、痛みを感じる箇所が見つかるでしょう。
そこを刺激してあげると、女性ホルモンが一気に分泌されていきます。

・合谷(ごうこく)と中渚(ちゅうさ)

女性ホルモンの分泌量をチェックし、神封で女性ホルモンを促したら、そのバランスを整えていくツボを刺激してあげましょう。
女性ホルモンもただ単に多く分泌すれば良いというものではなく、適度な量に保つことでその効果を得られるのです。

その調整を行ってくれるのが、合谷と中渚です。
この二つのツボは手の甲に位置しています。

合谷は親指と人差し指の間にあり、その付け根あたりに痛みを感じるポイントがあります。
恐らく、ほとんどの人が痛みを感じるのではないでしょうか。
合谷は「万能のツボ」としても知られ、脳へダイレクトに繋がっています。

中渚は、小指と薬指の中間から手首の方へ少し指を滑らせて痛みを感じる所に位置しています。
このツボは全身の気の流れをスムーズにしてくれる働きを持っています。

合谷と中渚は共に自律神経を整えてくれる作用をもたらしてくれます。
これによりホルモンバランスが適度に保たれ、肌の調子にも良い影響を与えてくれるでしょう。

これらのツボを刺激すれば、女性ホルモンが優位に働き、男性ホルモンを抑制する効果が期待できます。
女性ホルモンの効用によって、ムダ毛も少しずつ薄くなっていくでしょう。
また脱毛を行う時にも、肌トラブルのリスクを下げることもできます。
ぜひツボ押しを活用してみて下さい。

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